ママァーになって5年過ぎた結果

お題「ママ友って必要?不必要?」

 

お題より頂戴しました。

 

私はママ友がいない。

長男を出産する頃はもちろんコロナなんてなかったので、市町村や病院の両親教室がジャンスカ開催されていた。それに参加すると「さぁ、ママ友を作れ!お前ら孤独だろ!?」と言わんばかりに近所に住んでいる参加者と同じグループにされたり、座談会の時間を設けられたりした。

私はこの時間が苦痛で苦痛で仕方がなかった。もともと人見知りな上、みんなが楽しく過ごせるような素敵な話術があるわけでもない。むしろ「あれは失言だったのでは」と後で悩んでグルグルしてしまう。

 

子供がまだ小さい時、一度児童館で連絡先を交換した人がいた。でもすぐに話題に飽きてしまった。ひたすら子供の悩みと旦那の愚痴だったからだ。

最初は私も「そうなんですね」と当たり障りなく返信していたが、私が悩みなどを言うとシレーっと流された。

何か相手の気に障ることを言っただろうか、私の話題が面白くなかっただろうか、せっかく仲良くなれそうな人ができたのに、私は子供に友達一人作ってやれないんだろうか・・・等等、今考えればアホか!と思える事をひたすら悩んでいた。ただ相手と私は合わなかっただけなのに。

 

我々が友達になれなかった理由は合わない以外にもある。相手に興味がなかったのだ。ママ友はあくまで子供を通じた繋がりであって、親同士お互いに興味があるわけじゃない。友達ってやっぱり、相手に興味があってナンボだと思う。子供のお友達を作るのはいいことだと思うけど、相手のお母さんと仲良くなれるかどうかはまた別の話なんだよね。

 

かといって別に敵視するわけじゃなく、公園や保育園で別の保護者に会えば挨拶をして、たまに雑談もする。ごくごくたまに有益な情報を教えてもらえたりもする。でも別に友達じゃないと思う。例えば休みの日に一緒に出掛けたり電話番号を交換したりもしないし。

 

イベントの時はボッチだけど別にかまわない。相手の都合に振り回されずとても楽だ。これから先、気の合う人ができれば仲良くしたいが、今のところはママ友はいない。でもとても楽に生きている。

 

ママ友がいないことで悩んでいた当時の私に「いらんで、ママ友なんて頑張って作らんでもいいぞ」と言ってやりたい。それよりも子供の写真をとったり、美味しいものを食べたり、もっとダラダラ過ごすのだ、と。